教育体制
看護職員能力開発プログラム(ACTyナース)をもとに、新卒1年目から生涯学習として研修システムを備えています。
集合教育(off-JT)と機会教育(OJT)と連動させ段階的に学んでいきます。また、病院内外の研修でキャリア形成することができます。
職員個々に応じたクリニカルラダー制
新人教育
レベルⅠ(新人看護師対象)研修計画
新人教育では、職場への早期適応と看護実践者としての基本的な能力(西別府病院に必要な看護技術等)を習得することを目的とした研修です。
病棟では、プリセプターた中心となり、精神面のケアを含めて病棟全体で新人の皆さんを支えています。
月 | 内 容 | 月 | 内 容 |
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4月 | 採用者集合研修 口新腔ケア・摂食嚥下・ 胃瘻管理と患者の看護 吸引、体位変換と移乗・移送 与薬・輸液ポンプと シリンジポンプ BLS など |
6月 | 患者急変時看護(夜間対応) |
9月 |
中間の自己の振り返り |
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10月 |
看護技術 |
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11月 |
多重課題シミュレーション |
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1月 |
感染症看護 | ||
5月 | 看護倫理、個人情報保護 | 2月 |
まとめ |
主な新人研修
筋ジストロフィー、
重症心身障がい児(者)病棟
出身 大分中央看護学校
東2病棟は、筋ジストロフィー、神経筋難病患者及び重症心身障がい患者の療養介護病棟です。全患者の半数が人工呼吸器を使用しています。そのため、安全に人工呼吸器を管理できるように日々勉強しています。また、1人1人に合わせた援助方法やコミュニケーションをとることに頑張っています。
重症心身障がい児(者)病棟
出身 大分中央看護学校
私は東3病棟配属となり、4月から看護師として勤務しています。東3病棟は重心病棟で、意思疎通が困難な方や、変形や拘縮のある患者様が多く入院されています。患者様が何を思い、どのような援助を求めているのか考えながらケアを行っています。6月に入り、一人で出来ていくことが増え責任は大きいですが、スタッフとして一人前になる事に近づいており、とてもやりがいを感じています。また、日々の中で患者様の笑顔が見られたときはとても嬉しいです。
重症心身障がい児(者)病棟
出身 鹿児島医療センター附属看護学校
自分で意思を伝えることが難しい患者さんが多く、看護師がフィジカルアセスメントを行い、観察をすることが大切だと思います。夜勤も始まり吸引等の看護技術にも頑張っています。
神経内科・内科病棟
出身 大分大学
神経難病の患者さんを主とし、その他に呼吸器疾患、循環器疾患などをもつ患者さんの看護を行っています。
患者さんが安楽に過ごすことが出来るよう、先輩看護師の方々にご指導いただきながら手技の習得やアセスメントに励んでいます。
一般混合病棟
出身 大分県立看護科学大学
社会人として最初は何もできなくて落ち込む毎日でしたが、先輩方が常に看護技術面でも精神面でもサポートしてくれる環境なので、少しずつ看護師のやりがいを感じられるようになりました。毎日忙しいけれど、その分学べることも多いので早く一人前になれるように成長していきたいです。
筋ジストロフィー・
重症心身障がい者病棟
出身 福岡女学院大学
病態は多岐にわたり、呼吸器管理など難しいことはたくさんありますが、患者さんに寄り添った奥深い看護をじっくり学ぶことが出来ます。先輩も優しく丁寧に指導して下さるので、働きやすい環境です。
筋ジストロフィー・
重症心身障がい者病棟
出身 別府市医師会看護専門学校
最初はわからないことや不安も多く悩むこともありましたが、すぐに先輩方に相談することができ、日々勉強になっています。患者さんは自ら訴えることができない方もいますが何を伝えたいのか何をして欲しいのか考えながら看護するように心がけています。
筋ジストロフィー・
重症心身障がい者病棟
出身 大分中央看護学校
1年目は長期入院されている患者さまの個別性を理解し、コミュニケーションを図りながら援助を行ってきました。
2年目からは受け持ち患者さまができたので、患者さまの生活に寄り添った看護が行えるよう昨年より一歩踏み込み、看護過程展開に取り組んでいます。
結核病棟
出身 大分大学
途中くじけそうになったこともありましたが、先輩方の励ましの言葉やご指導を受けて、この一年間自分なりに頑張ってきました。
まだわからないことも多いですが、2年目では受け持ち看護師となるため、先輩方に相談しながら患者や家族に関わっていけるように日々取り組んでいます。
筋ジストロフィー・
重症心身障がい者病棟
出身 藤華医療技術専門学校
患者さんはそれぞれ伝え方が違い、意思疎通困難な方も何らかの形でサインを出しています。少しずつ患者さんのサインがわかってきた今、患者さんとのコミュニケーションを図ることを楽しく感じます。患者さんの気持ちに寄り添った看護を一緒にしましょう。
筋ジストロフィー・
重症心身障がい者病棟
出身 熊本大学
それぞれの患者さんの生活に寄り添った看護が体験できます。実際に働き始めて言葉で伝えられない患者さんの状態を把握し、観察をすることの大切さを日々感じています。
重症心身障がい児(者)病棟
出身 別府大学附属看護専門学校
患者さんは自分の意思を他者に伝えることが困難なため、患者さんの少しの変化を見逃さないよう日々の関わりを大切にしています。
重症心身障がい児(者)病棟
出身 大分市医師会看護専門学校
言語的なコミュニケーションを図れる方が少ない中で、根気強く関わっていくことで患者さんの反応が分かったり、受け入れてもらえたり、少しの変化に気づいたりと日々喜びややりがいをとても感じています。
先輩方もとてもやさしいです!!